大人の役割(「Region」を見て)

こんにちは。

夏の甲子園、鹿児島代表は鹿児島実業に決まりましたが、

惜しくも敗れた、鹿児島工業の中迫監督が昔言っていた言葉が

情報誌「Region」(リージョン)に載っていましたのでご紹介。region.jpg


2年前に甲子園で負けた時に

鹿工ナインに言った言葉

「君たちはただ野球で勝っただけ。
      人生の勝利者じゃない」


深い言葉です。



実はこの言葉は、

鹿児島出身の詩人「岡田哲也」さんのエッセイで紹介されていたのですが、

この言葉の前には、こういったくだりがあります。

“私たちは自分の子に、胎児の頃からさまざまな教育を施す。
これは悪い事じゃない。
ただその時、子を思うあまり、ムダやムリを排したがる。性急に将来を決めたがる。
決めて親が早く安心したいからだ。
そして子をさながらサイボーグかロボットのように仕込む。
それが人生の勝ち組になるための、最短コースとでも言わんばかりに。

ひとつのことに打ち込んで、それがものになればこんなにいいことはない。
しかし、一心不乱もいつかは乱れるんですね。
燃え尽きたり、この道ひと筋のつもりが、いつかあらぬ道に迷いこむこともあるんですね。

あるいは、入社や試験合格はせいぜいスタートなのに、
それがゴールだと本人も周囲もついつい思ってしまうことがあるんですね。
(−中略−)
人生の勝ち負けなんて、棺の蓋をしめるまでわからないものだ。”
「Region」2006年秋号より抜粋

いかがでしょう?

世間では‘勝ち組’‘負け組’なんて、

人生の早い時期から境界線を引いたりしていますが、

人生の勝利者ってどんな人なんでしょう?

それこそ、棺の蓋をしめるときに、

その周りにどれだけの人がいて、どんな人がいるのかを

未来を託す子どもたちに見せる事、感じさせる事なんじゃないかと思います。

だから今、何をすべきか、どう振舞うべきか、

いつかその日が来て、振り返ったときに、

堂々と人に語れるような人生を歩みたいと思います。

 
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